呪いの海路の果ては朝

※陸奥守吉行【極】×和泉守兼定【極】

※和泉守兼定【極】の破壊ボイスに関する捏造。原作にない政府組織の設定などを含みます

  • 一 入江

    いずむつ連載

  • ニ 表層/僻見

    むついず連載

  • 三 中深層/惜別

    むついず連載

  • 四 ことの起こり・前

    むついず連載

  • 五 ことの起こり・後

    むついず連載

  • 六 漸深層/寂寞

    いずむつ連載

  • 七 海底/無力

    彼の悪夢 和泉守兼定は自ずからそれを知っている。 刀の終わりの時代。滅びに向かうものとして生み出された我が身が、銃や大砲に劣るものであると知っている。 刀の終わりの時代。名剣名刀の中で己があまりに矮小な刀であることを知っている。 それくらい…

  • 完 果ての朝

    果ての朝ぱちんと目を開くと見慣れた部屋の天井と、自分を覗き込む主と施療院の大倶利伽羅が見えた。彼がいるということはそれほど時間は経っていないのだろうか。「……起きたか」 目の下に隈を作っている主が良かった良かったと騒いでいる傍らで、大倶利伽…

 

戻る